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マツ科 高山植物


 マツ科(松 科)は、裸子植物であり、マツ門(球果植物)に属する科の一つで、学名は「Pinaceae」です。北半球を代表する針葉樹群で、針葉樹では現在最も繁栄しているとみられている一群です。なお南半球ではマツ科ではなく、マキ科(Podocarpaceae)とナンヨウスギ科(Araucariaceae)が多く分布しています。そしてヒノキ科(Cupressaceae)は両半球の温帯地域に多く分布しています。マツ科は、「マツ亜科(Subfamily Pinoideae)」「トウヒ亜科(Subfaimily Piceoideae)」「カラマツ亜科(Subfamily Laricoideae)」「モミ亜科(Subfamily Abietoideae)」の 4亜科に分けられます。日本に分布するものとしては、マツ属(アカマツ、クロマツ、リュウキュウマツ、ゴヨウマツ、ヒメコマツ、ハイマツ、チョウセンゴヨウ、ヤツタネゴヨウ)、トウヒ属(アカエゾマツ、エゾマツ、トウヒ、ヒメバラモミ、ヒメマツハダ、バラモミ(ハリモミ)、マツハダ、ヤツガタケトウヒ)、カラマツ属(カラマツ)、モミ属(トドマツ、シラビソ、オオシラビソ、ウラジロモミ、モミ)などがあります。
 
マツ科の代表的な高山植物
ハイマツ
ハイマツ
 
マツ科の高山植物と山野草
マツ属ハイマツ(這松)
モミ属シラビソ(白檜曽)
 
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