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スキットル オクトス


 普通の人は「スキットル(Skittles)」って何?と思われるかもしれませんね、ウィスキーを入れて持ち運ぶ金属製の容器です。昔だったら、酒好きな登山者(オジサン)が山でグィって感じで飲んでました。そんな風に飲むのに憧れて数年前から欲しかったのですが、アル中に見られると恥ずかしいので、ペットボトルにウィスキーを入れてお茶を飲むような顔をしてチビチビ飲んでました、ワシ。でもペットボトルだとプラスチックの成分が溶け出し、ウィスキーが危ない味になってしまいます。なお新品のペットボトルなら4日くらいは大丈夫ですが、2週間もウィスキーを入れておくとプラスチック成分が溶けだし、悲惨な味になります(たぶん体にも悪い)。
 なので、登山用品店に売っているチャンとしたスキットルを買うのが正解です。と思って調べたことがありまして、安いのはステンレス製です、錆びなくて手軽なのですが、金属イオンが溶けだしウィスキーに金属臭が移るらしいです。昔からあるのは、銀製(値段が高い)やピューター(錫を主成分とした合金)で、金属臭は移らないけど、材質の比重が重いのでスキットルとしても重くなりがち、またその材質ゆえやや柔らかく堅牢性に難があります。チタンは、最近の流行り、耐食性・比較的強度があり金属臭が移らないけど、加工が難しいので値段が高いです。なお、フラスクボトル、ヒップフラスコ(Hip flask、英語)、ウイスキーボトルは呼び方が違うだけです。アマゾンで調べると、ステンレスのスキットルで安価な物なら1500円も出せば手に入ります。登山用品店でも、3000円も出せば少しオシャレなスキットルが並んでいます。
 欲しくていろいろ調べてはみたけれど、ウェスキーと言えどワシの場合、容量が200㏄くらいでは、せいぜい2日しか持たないので、残りの山行き期間中は荷物になるだけで面倒なので結局、買わずじまいでした。そして、2017年6月に車で30分程の富山市婦中町にオクトス(登山ショップ)が新規開店、何も買う予定はないけれど、どんなお店か見物、ついでに登山靴を試着し倒して申し訳ないので靴用の防水スプレーを買う。折角なので会員登録、するとレジのお姉さんが「開店記念サービスです。マイクロタオルもしくはスキットルがプレゼントになります」ってね、「スキットルくれるの~、太っ腹だね!」とか言いながら、長年欲しかったスキットルをゲット。「蓋は真上から閉めてくださいね」と言われ、斜めになり易くて中途半端に傾いていると液漏れするらしい・・・。そして、6月下旬に立山の雷鳥沢キャンプ場でテント泊した時に実戦投入、この貰ったオクトス・スキットルは容量 7oz(7オンス = 198.45g)、ウィスキーを満タンにしたけど、氷点下になった雪上テント泊で安眠するためにガブガブ呑んだので予想通り2日で無くなりました。
 
スキットル(2017年7月21日撮影)、販促品(プレゼント)なので「オクトス(οχθος)」のロゴ入りです。
スキットル
 
シックな箱入り
シックな箱入りでした。
素敵です。
素敵です。オクトス・スキットル
留め具付き蓋
留め具付き蓋、スキットル本体はステンレスなのですが、蓋と留め具はプラスチック製でした。
蓋のねじ込み
蓋のねじ込み、ネジ溝もプラスチックなので比較的短期間に摩耗により使えなくなりそうです。閉めるときは優しく。
飲み口
飲み口。直接口を付けて飲むのは恰好イイ?が垂れてこぼし易いので、コップに注ぐのがスマートかな
スキットルの底
スキットルの底、「STAINLESS STEEL 7 oz」と刻印、胴体はカーブ(湾曲)しておりズボンの尻ポケットに入れやすいけど、歩き難いじゃろ~と思う。昔のオジサン登山者はニッカズボンのお尻にスキットル入れとったけど・・・。
 
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