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中央アルプス
将棊頭山
将棊頭山(しょうぎかしらやま、標高 2,730m)は、中央アルプス(木曽山脈)の主稜線にある山です。行政的には長野県伊那市、上伊那郡宮田村、木曽郡木曽町に属しています。将棊頭山への主要な登山口は中央アルプス縦走路の桂小場登山口、駒ヶ岳ロープウェイの千畳敷駅です。最寄りの山小屋は、山頂直下南東にある西駒山荘、近くには天命水と呼ばれる湧水もあります。将棊頭山は、明治時代末期・大正時代から使われ「クラシックルート」とも呼ばれる桂木場から木曽駒ヶ岳への登山道の途中にあります。1913年(大正2年)8月26日に将棊頭山近くで、長野県中箕輪高等小学校(現 箕輪町立箕輪中学校)の集団登山の遭難事故(木曽駒ヶ岳大量遭難事故)が発生し、山頂から南へ580メートルの場所に遭難記念碑があります。後年、作家の新田次郎がこの事件を題材にした小説「聖職の碑(せいしょくのいしぶみ)」を著しています。
将棊頭山(写真:2020年8月20日 14時59分撮影)、木曽駒ヶ岳から眺めた将棊頭山と茶臼山
将棊頭山地図(Route Map of Mount Shogi-kashira-yama, Central Alps, Japan)、桂木場登山口から将棊頭山を経て木曽駒ヶ岳への登山コース
将棊頭山と周辺の山およびコースポイント
1. 大樽避難小屋:標高 2,064m
2. やっとこ平:標高 2,219m
3. 胸突八丁ノ頭:標高 2,597m
4. 茶臼山分岐:標高 2,585m
5. 西駒山荘:標高 2,684m
6. 将棊頭山:標高 2,730m
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7. 聖職ノ碑・遭難碑:標高 2,700m
8. 濃ヶ池:標高 2,659m
9. 駒飼ノ池:標高 2,712m
10. 馬ノ背:木曽駒ヶ岳から将棊頭山へ北東へ続くヤセ尾根
11. 木曽駒ヶ岳:標高 2,956.1m、一等三角点「信駒ヶ岳」
12. 駒ヶ岳頂上山荘:標高 2,868m、テント場あり
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中央アルプス 将棊頭山 地図(Google Map)
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