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大日連山 二重稜線
大日連山 二重稜線(にじゅう りょうせん、標高 2,530m)は、北アルプスの立山連峰の支脈である大日連山の奥大日岳(三角点)から西南西へ400メートル(直線距離)ほどの場所にあります。二重稜線は「線状凹地」とも呼ばれ、山岳の稜線に並行する窪地(凹地)を持つ地形です。登山で二重稜線というと大きな稜線が二本並行する壮大な風景を想像しますが、大日連山のこの二重稜線は小規模なものです。この場所は、奥大日岳から西へ延びる稜線から30メートルほど南側をトラバースする登山道が通り、歩いた感じは細長い窪地です。東西に長い窪地(登山道)で、南北に立ち上がった地形であるため、夏まで雪が残り、湿り気のある土地を好む高山植物が多く生えています。7月下旬でもキヌガサソウやサンカヨウの花が咲いています。
大日連山 二重稜線(写真:2022年7月24日 13時24分撮影)
大日連山における二重稜線の位置が判る地図
大日連山 二重稜線と周辺のコースポイント
- 新室堂乗越分岐:標高 2,384m
- 室堂乗越:標高 2,352m
- カガミ谷乗越:標高 2,471m
- 奥大日岳:標高 2,606.13m、三等三角点「奥大日」
- 二重稜線:標高 2,530m
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- 大日連山最低鞍部:標高 2,381m
- 2450mピーク:北側をトラバース、鎖場あり
- 七福園:標高 2,482m
- 中大日岳:標高 2,500m
- 大日小屋:標高 2,427m
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二重稜線の登山道脇に生えるキヌガサソウとコバイケイソウ(写真:2022年7月24日 13時28分撮影)
大日連山 二重稜線 地図(Google Map)
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