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イワカガミ


 イワカガミ(漢字:岩鏡)は、イワウメ科イワカガミ属の山野草/高山植物です。
 
イワカガミ(写真:2010年8月6日撮影)、立山室堂平にて
イワカガミ
 
和名:イワカガミ(岩鏡)
学名:Schizocodon soldanelloides
科:イワウメ科
属:イワカガミ属
生活型:常緑多年草
草丈:10~20cm
花期:4~7月
花色:淡紅色
花径(花の大きさ):10~15mm
生息地:山地から高山帯の草地や岩場
分布域:北海道、本州、四国、九州
その他:イワウメの仲間、和名は岩場に多く生え、光沢のある丸い葉を手鏡に例えたことに由来しています。葉の大きさによって「オオイワカガミ」「コイワカガミ」と呼び分ける場合がありますが、遺伝的に同じ種とされています。高山帯では生育条件が厳しく矮小化するので「コイワカガミ」と呼ぶことが多いです。
 
コイワカガミの群生(写真:2008年7月30日撮影)、立山室堂平にて
コイワカガミ
 
チングルマの群生の中に咲くコイワカガミ(写真:2010年8月6日撮影)、立山室堂平にて
チングルマの群生の中に咲くコイワカガミ
 
コイワカガミの雌しべと雄しべ(写真:2012年7月24日撮影)、雷鳥沢キャンプ場にて
コイワカガミの雌しべと雄しべ
 
他の高山植物に先駆けて花が咲き始めたコイワカガミ(写真:2015年6月13日撮影)、雪解けが始まった立山・室堂平にて
他の高山植物に先駆けて花が咲き始めたコイワカガミ
 
ツガザクラの枝の間に顔を出すコイワカガミの花(写真:2014年7月28日撮影)、剱岳・別山尾根ルートの登山道にて
ツガザクラの枝の間に顔を出すコイワカガミの花
 
花の終わったコイワカガミ(写真:2011年7月14日撮影)
花の終わったコイワカガミ
 
コイワカガミの葉(写真:2012年7月24日撮影)
コイワカガミの葉
 
コイワカガミの葉(写真:2015年6月13日撮影)、雪解けが始まった立山・室堂平にて
コイワカガミの葉
 
2017年7月9日、コイワカガミ(写真:2017年7月9日撮影)
2017年7月9日、コイワカガミ
 
剱岳・早月尾根の岩場に咲くコイワカガミ(写真:2016年7月12日撮影)
剱岳・早月尾根の岩場に咲くコイワカガミ
 
ハクサンイチゲの中に顔を出したコイワカガミの蕾(写真:2014年9月03日撮影)、薬師岳への薬師平から薬師岳山荘の間の登山道
ハクサンイチゲの中に顔を出したコイワカガミの蕾
 
イワカガミの蜜を吸うギフチョウ(写真:2023年5月27日撮影)、富山県富山市にある鍬崎山にて
イワカガミの蜜を吸うギフチョウ
 
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