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ムラサキ科 高山植物


 ムラサキ科(紫 科)は、被子植物・真正双子葉類(双子葉植物)のムラサキ目に属する科の一つで、学名は「Boraginaceae」です。灌木、亜灌木または草本で、世界に広く分布し、全体で約100属2,000種から構成される多数の種を持つ巨大な科です。観賞・園芸用のネモフィラやワスレナグサなどがこのムラサキ科に属しています。日本には、木本の1属と草本の11属が分布し、ムラサキ属(ムラサキ)、ミヤマムラサキ属(ミヤマムラサキ)、ハマベンケイソウ属(ハマベンケイソウ)、ワスレナグサ属(エゾムラサキ、現在「ワスレナグサ」と呼ばれているのは明治時代に移入された「ノハラワスレナグサ」です。)、ルリソウ属(ルリソウ)、キュウリグサ属(キュウリグサ、ミズタビラコ、コシジタビラコ、タチカメバソウ、ツルカメバソウ、ケルリソウ、チョウセンカメバソウ)、キダチルリソウ属(別名:ニオイムラサキ属、モンパノキ(別名:ハマムラサキノキ、日本では琉球諸島、小笠原諸島、南鳥島に分布)、スナビキソウ)などが自生しています。
 
ムラサキ科の高山植物と山野草
ミヤマムラサキ属ミヤマムラサキ(深山紫)
 
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