高山植物：テガタチドリ - いこまいけ登山

テガタチドリ

　テガタチドリ（漢字：手形千鳥）は、ラン科テガタチドリ属の高山植物です。

テガタチドリ（写真：2013年8月7日撮影）、立山室堂平のみどりが池の南東側にて

和名：テガタチドリ（手形千鳥）
学名：Gymnadenia conopsea
科：ラン科
属：テガタチドリ属
生活型：多年草
草丈：30～60cm
花期：7～8月
花色：薄ピンク色
花径（花の大きさ）：10mm
生息地：亜高山帯から高山帯の草地
分布域：北海道、本州（中部以北）
その他：ランの仲間、別名「チドリソウ」、和名は肥厚した根茎の形が掌状で「手形（テガタ）」になっている、花が「千鳥（チドリ）」の飛ぶ姿に見立てたことに由来しています。近縁種としては、ノビネチドリとハクサンチドリがあります。ノビネチドリは「葉の縁が波打っている」、ハクサンチドリは「花の先端が尖っている」、テガタチドリは「花の色が淡い傾向がある」などで識別できます。

テガタチドリ（写真：2013年8月7日撮影）、立山室堂平のみどりが池の南東側にて

テガタチドリの葉（写真：2013年8月7日撮影）

テガタチドリと雪に覆われたみどりが池（写真：2017年7月29日撮影）、立山室堂平のみどりが池の南東側にて

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