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ガンコウラン


 ガンコウラン(漢字:岩高蘭)は、ツツジ科(かつてはガンコウラン科)ガンコウラン属の高山植物です。
 
ガンコウラン(写真:2017年6月22日撮影)、立山室堂平にて、小さなピンク色の粒がガンコウランの花です。
ガンコウラン
 
和名:ガンコウラン(岩高蘭)
学名:Empetrum nigrum var. japonicum
科:ツツジ科(かつてはガンコウラン科)
属:ガンコウラン属
生活型:常緑小低木
草丈:匍匐性
花期:5~6月
花色:濃いピンク色
花径(花の大きさ):2~2.5mm
生息地:高山帯の日当たりのいい礫地や岩場
分布域:北海道、本州(中部以北)
その他:ツツジの仲間、雌雄異株、葉や実がライチョウの餌になります。
 
ガンコウランの花粉(写真:2017年6月22日撮影)、枝を揺らすと小さな花の何処にあったのか大量の花粉が飛びます。雪解け直後の早い時期には流すため蝶や虫などは多くないので、風の力で雌花へ花粉を運んでいるようです。
ガンコウランの花粉
 
ガンコウランの花(写真:2017年6月22日撮影)、立山室堂平にて
ガンコウランの花
 
ガンコウランの実
ガンコウランの実
 
秋、ガンコウランの実(写真:2024年9月11日 14時21分撮影)、立山室堂平にて
秋、ガンコウランの実
 
ガンコウランの葉
ガンコウランの葉
 
奥大日岳とガンコウラン(写真:2017年6月23日撮影)、立山室堂平にて
奥大日岳とガンコウラン
 
ガンコウランとミヤマコゴメグサ(写真:2016年8月12日撮影)、立山室堂平から五色ヶ原への途中にあるザラ峠にて
ガンコウランとミヤマコゴメグサ
 
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