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戸隠山
戸隠神社 奥社
戸隠神社奥社入口から正参道を 40分程歩いた(登った?)突き当りに戸隠神社・奥社(おくしゃ、標高 1,335メートル)の祠があります。この奥社のエリアには、社務所、九頭龍社、奥社門前の狛犬、八水神の滝、奥社横の滝、戸隠山 登山口などがあります。
この奥社は、戸隠神社の本社となっています。祭神は天の岩戸を引き開け投げ飛ばした天手力雄命(あめのたぢからおのみこと)で、奥社の一段下にある九頭龍社の祭神である九頭龍大神も天手力男命も奥社・本殿となっている洞窟の中に鎮座しているのが特徴で、修験者の行場である洞窟から戸隠信仰が発達した事に由来していると考えられています。背後にある戸隠連山の断崖からの度重なる雪崩で本殿・拝殿は幾度も崩壊し、現在の本殿は 1979年(昭和50年)に再建されたコンクリート造りの建物です。神仏習合時代、天手力男命の本地仏は聖観音菩薩とされていました。明治時代初期の廃仏毀釈により、戸隠寺は戸隠神社に改められ、聖観音菩薩像は長野県千曲市の長泉寺に移されました。
戸隠神社の創建は紀元前 210年、孝元天皇(8代天皇、欠史八代の1人であり実在性については諸説あります)の御代とされています。祭神は神代の昔、天照大神(あまてらすおおかみ)が天の岩戸に隠れた時に、無双の神力をもって、岩戸を開いた神「天手力雄命」で、開運守護・五穀豊穣に御神徳があり、大相撲の土俵祭の御祭神に御名を連ねるなど、武道・スポーツ必勝の神としても知られています。戸隠は平安時代前期の 849年(嘉祥二年)に「学門」行者によって開山され、道場として築かれた伽藍が起源とされ、山中の三十三窟の第一窟・本窟(宝窟)が現在の奥社です。毎年、5月15日に祈年祭、8月15日に例祭、11月23日に新嘗祭が行わています。
戸隠神社 奥社(写真:2024年7月31日 15時49分撮影)
戸隠神社 奥社 地図
地図サイズ:640ピクセル X 560ピクセル
奥社拝殿「戸隠神社」扁額(写真:2024年7月31日 15時49分撮影)
九頭龍社から見た奥社への石段と鳥居(写真:2024年7月31日 15時53分撮影)
八水神の滝(写真:2024年8月1日 6時53分撮影)、水は落ちていません(流れていません)でした。
奥社横の滝(写真:2024年8月1日 6時56分撮影)、奥社に向かって右手奥の茂みの中に滝があります。
戸隠神社 奥社地図(Google Map)
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