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明神地区
穂高神社 奥宮
穂高神社 奥宮(ほたかじんじゃ おくみや)は、上高地バスターミナルから約1時間歩いた場所にある明神地区に位置しています。長野県安曇野市穂高にある穂高神社(本宮(里宮))の奥宮です。なお、奥穂高岳山頂には「嶺宮」があります。穂高神社は「日本アルプスの総鎮守」とも呼ばれています(ちょっと言い過ぎかな?)。
で、この穂高神社 奥宮、かなり期待して見に言ったのですが、拍子抜けするほど質素な祠でした。それに対して社務所は立派でした。観光客(おっと間違え、参拝客)が多いので、お守りなどがよく売れるようですね。また上高地有数の景勝地となっている明神池が神域(境内地)にあるので、明神池を見る(撮る)なら社務所のゲートで拝観料 300円必要、なので、おのずと社務所は有人でそれなりに立派な建物となったのでしょうね。なお、社務所の向いに屋根とベンチのある休憩場所があり、そこの壁に明神池や穂高連峰の素敵な写真が展示されていました。
穂高神社 奥宮(写真:2015年7月20日 7時56分撮影)
穂高神社 奥宮 地図
このエリアの詳細地図は「国土地理院発行 2万5千分1地形図 穂高岳 / 上高地」を購入するといいです。
穂高神社 奥宮と周辺のコースポイント
穂高神社 奥宮地図(Google Map)
穂高神社 奥宮の祠(写真:2015年7月20日撮影)、屋根の棟は「穂高造」と呼ばれる穂高神社独特の構造です。
鳳凰と龍のデコ(写真:2015年7月20日撮影)、鳳凰ではなく「鷁(げき)」でした。
社務所 兼 明神池の拝観受付(写真:2015年7月20日撮影)
林の参道(散策道)に立派な鳥居(写真:2015年7月20日撮影)
「穂高神社 奥宮 由緒」説明板(写真:2015年7月20日撮影)
「穂高神社 奥宮 由緒」説明板の記載内容
穂高神社奥宮由緒
一、御祭神 穂高見神(神武天皇の御叔父神)
一、例祭 10月 8日(紅葉祭りともいう)
同日(日本アルプス遭難者慰霊祭)
一、神域 16,000坪(52,800平方メートル)
一、鎮座地 松本市安曇上高地明神池畔
由緒
太古 奥穂高岳に天降ったと伝えられる穂高見神(ほたかみのかみ)は、海神 綿津見神(わたつみのかみ)の御子神で、海神の宗族として遠く北九州に栄え信濃の開発に功を樹てた安曇族の祖神として奉斎され、日本アルプスの総鎮守として明神池畔に鎮座する。
松本藩主水野忠恒 大成の信府統記(しんぷとうき、1742年)には、
「皇御孫孫尊(すめみまのみこと)穂高嶽ニ鎮座マシマスト云ヘリ、此嶽清浄ニシテ此形幣帛(へいはく)ノ如ク麓ニ鏡池、宮川、御手洗(みたらし)、河水アル所ヲ神合地ト云フ、大職冠鎌足公(たいしょくかん かまたりこう)モ此神ヲ敬ミ祭リ給ヘリ・・・」
とあり、すでに江戸時代中期には松本藩からも厚く崇敬されて、鎮座の昔を仰ぎみることが出来る。上高地は古くから神降地、神合地、神垣内、神河内とされ、神々を祀るに最も相応しい神聖な浄地である。
善光寺名所図会(1843年)に霊湖とされている明神池は鏡池、神池ともいわれ、明神岳(穂高岳の一峯)の直下にして一の池・二の池からなり、奇石奇樹の島影は神秘ただよい、10月8日神池に浮かぶ龍頭鷁首(りゅうとうげきしゅ)の御船は碧潭(へきたん)に映え美しく平安朝の昔を偲ばせる。
嶺宮 奥穂高岳に鎮座
本宮 安曇野市穂高に鎮座
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