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槍沢ルート
一ノ俣
一ノ俣(いちのまた)は、標高 1,705メートルに位置し、槍沢に一ノ俣谷が流れ込む場所です。一ノ俣には木製の立派な橋(一ノ俣橋)が架けられており、濡れずに渡渉できます。一ノ俣からは、一ノ俣谷の渓流の奥にある常念岳を遠望できます(らしいですが、2015年7月に行った時は木の陰になっていたのかわかりませんが常念岳は見えませんでした)。かつてはこの一ノ俣橋の場所から常念岳の北にある常念乗越(常念小屋)へ至る登山道がありましたが、一ノ俣谷の谷筋の道であったため荒廃が進み現在は廃道となっています。大正14年から昭和18年(焼失)まではこの場所(もしくは付近)に一ノ俣小屋(昭和8年にはヨーロッパ風の丸太造りの山小屋になり人気)があったそうです。
横尾(標高 1,620m)からここ一ノ俣へはやや登り(標高差 85m)で1時間、一ノ俣から槍沢ロッヂ(標高 1,820m)まで登り(標高差 115m)で40分です。槍ヶ岳からの下りとなる、槍沢ロッヂから一ノ俣まで30分、一ノ俣から横尾までは50分です。
一ノ俣(写真:2015年7月20日11時48分撮影)
一ノ俣地図、横尾から槍ヶ岳への槍沢ルートにおける一ノ俣の場所が判る地図です。
地図サイズ:560 X 420ピクセル
一ノ俣と周辺のコースポイント
- 一ノ俣:標高 1,705m
- 一ノ俣谷
- 二段ノ滝
- 七段ノ滝
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- 一ノ俣の滝
- 二ノ俣谷
- 二ノ俣:標高 1,710m
- 槍沢ロッヂ:標高 1,820m
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一ノ俣地図(Google Map)
このエリアの詳細地図は「国土地理院発行 2万5千分1地形図 穂高岳」を購入するといいです。
一ノ俣橋を渡る登山者(写真:2016年7月29日 12時39分撮影)
一ノ俣谷(写真:2015年7月20日11時50分撮影)
一ノ俣の橋を渡った場所にある指導標(写真:2015年7月20日撮影)
指導標のある場所は広場になっており絶好の休憩場所です。(写真:2015年7月20日撮影)
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