富山県の山：赤祖父山 - いこまいけ登山

赤祖父山

　赤祖父山（あかそふやま、標高 1,031メートル）は、南砺市井口地区を流れる赤祖父川の上流にある山の通称です。最近の国土地理院の地図を見ると、しっかり「赤祖父山」と記載されているので通称は卒業しているようです。地図の等高線をしっかり見ると、赤祖父山と書かれたピークが1030メートルあたりで、小さな鞍部を北へ600メートルほどの場所に扇山（標高1033メートル）があります。遠くから見たら、双子峰もしくはかなだらかな山頂に見えます。富山県山岳連盟が2013年に選んだ「富山の百山」の一つに選定されています。
　赤祖父山の稜線には、約500年前に五箇山で行徳寺を開基した赤尾道宗（五箇山で念仏を広めた人物）が、井波別院瑞泉寺の蓮如上人に会う為に通った道宗道（どうしゅうみち）と呼ばれた道があります。

赤祖父山（写真：2019年4月6日 10時20分撮影）

赤祖父山への登山ルート

井口の赤祖父山登山口からスタート、福寿草群生地を通り、主稜線（道宗道）の分岐点まで登り、尾根筋を南へ歩き扇山を経て赤祖父山へ至る登山ルート、最も登山者が多く歩く赤祖父山への最短コース
井波の閑乗寺公園をスタートし、八乙女山から尾根筋を大寺山・扇山を経て赤祖父山へ至る登山ルート、残雪期の晴れた日に歩くと気持ちの良いルート（冬は行けないことは無いが踏み跡が無いことが多く苦労する）、無雪期はトレイルランニング（特に5月から6月）に人がよく走っています。
縄が池をスタート、高清水山と杉山を経て赤祖父山へ至る登山ルート、縄が池から高清水山までは登山者が多いですが縄が池から赤祖父山へピストンする登山者はほぼ居ないです。道宗道を区間走行（偵察とか）
道宗道トレイルとして歩く。五箇山の行徳寺から井波の閑乗寺公園まで歩くと 35km程度です。全区間を一度に歩くのが無理なら、たいらスキー場から閑乗寺公園までなら 20km程度です。

赤祖父山登山ルート地図（Route Map of Mount Akasofu-yama, Toyama, Japan）

地図サイズ：640ピクセル X 480ピクセル

赤祖父山とコースポイントおよび周辺の山

丸山：四等三角点「四国谷」、標高 496.8m
扇山登山口：標高 446m
赤祖父山登山口：標高 434m
福寿草群生地
合流点：標高 734m
林道出合：標高 885m
主稜線の分岐点：標高 982m

扇山：標高 1,033m
赤祖父山山頂：標高 1,031m
散居村展望地：標高 1,018m
949mピーク
988mピーク
新山峠：標高 970m

井口から赤祖父山へ　登山コース概要
所要時間：4時間50分、初心者～中級者向き
扇山登山口～登り2時間～主稜線の分岐点～稜線20分～扇山～稜線20分～展望峰～稜線20分～扇山～稜線20分～主稜線の分岐点～下り1時間30分～登山口

赤祖父山への交通アクセス
　赤祖父山の登山口までは、まず市街地からトナミロイヤルゴルフ倶楽部の看板を頼りにします。トナミロイヤルゴルフ倶楽部の近くへ来ると赤祖父湖（農業用水用の人造湖）があります。赤祖父湖近くの「ゆーゆうランド花椿（温泉施設）」の前を通り東へ約3km進むと林道赤祖父線に出ます。林道を南へ約200メートル進んだ場所が登山口です。

赤祖父山地図（Google Map）

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