富山県南砺市：道宗道 - いこまいけ登山

道宗道

　道宗道（どうしゅうみち）は、今から約500年前に五箇山・赤尾（現在の富山県南砺市西赤尾地区）に住んでいた「赤尾の道宗（あかおのどうしゅう）」が井波・瑞泉寺におられた蓮如上人（浄土真宗本願寺第8代）の教えを乞うため、五箇山から瑞泉寺へ通った尾根筋の山道です。道宗の時代から500年も経っており、文献に詳しい記録も無く実際のルートは不明ながら、「道宗道の会」によって登山道が整備され、2009年（平成21年）に全区間約30キロメートルが完成しました。

道宗道（写真：2022年5月15日 13時04分撮影）、縄が池近くの日溜峠（ひだまり峠）にある「どうしゅうさまのかよいみち」石碑

道宗道のルート

行徳寺（標高 341m）～漆谷念仏道場（標高 331m）～小倉山登山口（標高 345m）：3.5キロメートル
小倉山登山口～小倉山（標高 1,016m）～宮谷の頭（標高 970m）～たいらスキー場駐車場（標高 630m）：6.1キロメートル
たいらスキー場～朴峠（標高 858m）～高落場山（標高 1,122m）～高清水山（標高 1,145m）：6.4キロメートル
高清水山～杉尾峠（標高 1,077m）～杉山（標高 1,110m）～新山峠（標高 971m）～赤祖父山（標高 1,031m）：4.7キロメートル
赤祖父山～扇山（標高 1,031m）～大寺山（標高 918m）～覗口峠（標高 787m）～栃原峠（標高 723m）～八乙女山（標高 751m）：4.8キロメートル
八乙女山～閑乗寺公園：2.6キロメートル