いこまいけ登山
いこまいけ登山 > 北アルプス > 槍ヶ岳

南岳小屋


 南岳小屋(みなみだけごや、標高 2,975メートル)は、大キレットの北の入口にある山小屋です。南岳のすぐ南に位置し、南岳小屋から南岳まで登り 15分、南岳から南岳小屋まで下り 10分です。山小屋西側(岐阜県側)の砂地の緩やかな傾斜地がテント場になっています。南岳小屋の南側は小高い山「獅子鼻岩」、大キレットへの北側の入口です。獅子鼻岩の先端部分は立ち入り禁止(たぶん崩落の危険があるため)ですが、その左側(東側)はシシバナ展望台となっており、大キレットと北穂高岳や滝谷などの展望が絶景です。
 南岳小屋への所要時間は、槍ヶ岳山荘から大喰岳/中岳/南岳を経て南岳小屋まで稜線を 3時間、槍沢の天狗原分岐から天狗池と横尾尾根のコルを経由して南岳小屋まで登り 2時間50分、槍平小屋から南岳新道(南岳西尾根)を登り南岳小屋まで 4時間です。南岳小屋から大キレットを通り北穂高小屋北穂高岳北峰)まで 3時間30分です。
南岳小屋 公式Webサイト:南岳小屋(山小屋のご案内、槍ヶ岳山荘グループ)
 
南岳小屋(写真:2021年8月1日 11時21分撮影)
南岳小屋
 
南岳小屋 詳細(2021年現在、最新情報はWebサイトで確認してください)
開設期間:7月中旬から10月中旬(2021年シーズンは7月15日~10月16日)
宿泊料金:1泊2食 13,000円、1泊3食(弁当付)14,500円、1泊夕食付 11,500円、1泊朝食付 10,500円、素泊り 9,000円
テント場利用料:1名1泊 2,000円
客室:大部屋(2段蚕棚)、個室(和室、個室利用の場合は宿泊料金の他に 10,000円/室)
設備:売店、食堂、談話室(テレビあり)、自炊室(玄関脇のテーブル・椅子スペース)、乾燥室、充電用コンセント(16時~20時)、トイレ(洋式、バイオトイレ)
飲料水(天水):山小屋宿泊者 無料、テント泊者 100円/リットル、左記以外の通過の登山者 200円/リットル
その他:冬季小屋
 
南岳小屋地図、槍ヶ岳から南岳を経て大キレットへの縦走路における南岳小屋の位置
南岳小屋地図
地図サイズ:420 X 560ピクセル
 
南岳小屋と周辺のコースポイント
  1. 槍ヶ岳山荘:標高 3,080m、テント場
  2. 飛騨乗越:標高 3,008m
  3. 大喰岳:標高 3,101m
  4. 中岳北の2段鉄梯子:標高 3,050m
  5. 中岳:標高 3,084m
  6. 中岳南 雪渓の水場:標高 2,960m
  1. 天狗原稜線分岐:標高 2,977m
  2. 南岳:標高 3,032.9m、三等三角点「北穂高」
  3. 南岳小屋:標高 2,975m、テント場
  4. 獅子鼻岩(断崖):標高 2,980m、大キレットへの北の入口
  5. 大キレット最低鞍部:標高 2,748m
  6. 長谷川ピーク:標高 2,841m
北アルプス 南岳小屋 地図(Google Map)
 
受付と売店(写真:2021年8月1日 18時30分撮影)
受付と売店
 
南岳小屋 晩ご飯(写真:2021年8月1日 17時03分撮影)
南岳小屋 晩ご飯
 
南岳小屋 朝ご飯(写真:2021年8月2日 5時16分撮影)、この他に無料のコーヒーがサービスされました。
南岳小屋 朝ご飯
 
大部屋「穂高の間」(写真:2021年8月1日 13時07分撮影)、2段式蚕棚です。通常の定員は24人(一区画に6人寝られ、4区画あり)、コロナ禍のため定員を半分にしていました。写真を見てわかるように、布団一枚に一人で寝られ、布団の間は荷物をおける程度のスペースあり、布団の間にはロールスクリーンで間仕切り可能。広々と気兼ねなく寝られるので宿代が多少高くなっても満足でした。
大部屋「穂高の間」
 
下駄箱(写真:2021年8月1日 18時30分撮影)、今夜のお客さん少な目かな?下駄箱の所に充電用の100Vコンセント(有料)がありました。他に記念スタンプ、思い出ノート、ゴミ袋(無料)などがありました。
下駄箱
 
乾燥室(写真:2021年8月1日 18時31分撮影)
乾燥室
 
南岳小屋のテント場(写真:2021年8月1日 15時36分撮影)
南岳小屋のテント場
 
槍ヶ岳~南岳小屋縦走
槍ヶ岳 山頂槍ヶ岳山荘飛騨乗越大喰岳中岳北の2段鉄梯子中岳中岳南 雪渓の水場天狗原稜線分岐南岳南岳小屋
ページ先頭(槍ヶ岳~南岳:南岳小屋)へもどる。
Copyright © 2020-2023 Ikomaike TOZAN. All Rights Reserved.