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花崎十字路の石仏群


花崎十字路の石仏群
地域:岩峅寺周辺
名称:花崎十字路の石仏群
場所:富山市花崎、信号機のある「花崎 交差点」北西角、雄山神社近くの「みどりの一里塚駐車場」から西へ 2.5キロメートル(徒歩 35分)
その他:花崎交差点の北西角、道路に面して東向きに石仏が幾つも並べられています。
 
花崎十字路の石仏群(写真:2025年10月5日 16時01分撮影)
花崎十字路の石仏群
 
交差点に一番近い石仏(写真:2025年10月5日 16時07分撮影)、石仏本体は円盤形の石彫られています。その上に割石で作ったと思われる笠を載せています。手元の資料にはこの石仏群の詳しい説明が無いので確かな事は判りませんが、石仏の姿としては「一面八臂」つまり「頭に一つの顔、8本の腕」となっています。背面には刻字で「當村 若連中 嘉永元申年 十一月建之 馬瀬口村 作者 甚右エ門」と彫られています。調べると(文献)、所在地(花崎)と作者から「准胝観音」と思われます。腕の本数はセオリーと異なりますが、頭の被り物に「5つの点」があるからそうかな?と思います。
交差点に一番近い石仏、准胝観音
 
准胝観音?(写真:2025年10月13日 16時07分撮影)
准胝観音
 
阿弥陀仏を安置するお堂(写真:2025年10月5日 16時05分撮影)
阿弥陀仏を安置するお堂
 
堂内、金色の阿弥陀如来、向かって左側に地蔵菩薩石仏と観音菩薩石仏、向かって右側に地蔵菩薩石仏 2体(写真:2025年10月13日 16時05分撮影)
堂内、金色の阿弥陀如来
 
大きな丸岩に浮彫した弘法大師?石仏(写真:2025年10月5日 16時05分撮影)
大きな丸岩に浮彫した弘法大師?石仏
 
石仏3体(写真:2025年10月5日 16時04分撮影)、左から「地蔵菩薩?(露天)」、コンクリート製円筒形の堂「地蔵菩薩」」、コンクリート製円筒形の堂「馬頭観音」、一番右側は石龕(「龕(がん)」は仏像を入れる厨子)がありますが中には何も入っていませんでした。
石仏3体
 
石仏1体と石標(写真:2025年10月5日 16時04分撮影)、花崗岩で造らてたお堂(正面開放)に安置されています。左側は「馬頭観音」と思われます。石仏の姿としては「一面六臂」です。額上部に「馬」が彫られています。右側は刻字された石標ですが判読困難、あえて読むと「南〇〇〇金剛」
石仏1体と石標
 
石仏2体(写真:2025年10月5日 16時01分撮影)、鉄のお堂に安置されています。左は「馬頭観音(三面)」、右は「阿弥陀五劫思惟像(富山県では通称「やせ仏」)」
馬頭観音とやせ仏
 
やせ仏(写真:2025年10月5日 16時02分撮影)、大正3年(1914年)、石工は善名村の西田弥之助
やせ仏
 
花崎十字路の石仏群 地図(Google Map)
 
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