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庚申塚の石仏群


庚申塚の石仏群
地域:芦峅寺
名称:庚申塚の石仏群
場所:県道6号線(富山立山公園線)沿い、7番石仏の西側、芦峅寺集落の入口付近
 
庚申塚の石仏群(写真:2023年8月19日 7時14分撮影)
庚申塚の石仏群
 
庚申塚の本尊「青面金剛」(写真:2023年8月19日 7時18分撮影)
庚申塚の本尊「青面金剛」
 
六地蔵(写真:2023年8月19日 7時18分撮影)
六地蔵
 
旧立山道の石仏(写真:2023年8月19日 7時19分撮影)
旧立山道の石仏
 
晩翠の句碑(写真:2023年8月19日 7時19分撮影)
晩翠の句碑
 
庚申塚と立山杉の巨木(写真:2023年8月19日 7時14分撮影)
庚申塚と立山杉の巨木
 
「庚申塚の石仏群」の案内板(写真:2023年8月19日 7時17分撮影)
「庚申塚の石仏群」の案内板
 
案内板の記載内容 ==============================
立山町指定 有形民俗文化財
芦峅寺庚申塚の石仏群(石仏 17躯、石塔 2基、石碑 1基)、平成三年十一月二十六日指定
 
 庚申塚は芦峅寺集落の入口にある高さ約5メートルの塚である。広さ約20平方メートルの塚上には、樹齢400年余と推定される立山杉の老樹を中心に石造物がコの字状に並んでいる
 塚の中央に安置された庚申塚の本尊である青面金剛は、かつて立山信仰が盛んな頃、村人や登拝者に禍を与える悪霊の進入を防ぎ、長寿・無病息災・五穀豊穣をもたらすといわれていた。疫病等が流行したときは、その悪霊を追い払うために、庚申塚で「ドンドン火」を焚いて送り出すことも行われていた。なお、定例行事として、数百年に渡り庚申の日に講を行っていたが、近年は春秋の二回行われている。
 このように地域と密接に結びついていた信仰の対象であり、また、塚上には六地蔵をはじめ旧立山道の石仏が集められており、民間の立山信仰の様相を良く残しているものと言える。
 石碑は尾張の俳人 晩翠の句碑で、「白いみち 来よと 志きりに 呼子鳥(よぶことり)」とあり、布橋灌頂会の情景を詠んだものといわれる。
  平成二十三年十月 立山町教育委員会
 
立山参道 庚申塚の石仏群 地図(Google Map)
 
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