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西穂高岳
西穂独標
西穂独標(にしほどっぴょう、標高 2,701m)は、穂高連峰で最も南にある西穂高岳のピークの一つです。最寄りの山小屋である西穂山荘から西穂高岳へ登るには、岩稜に連なる11の峰(11番目が西穂高岳山頂)があり、最初のピークが西穂独標であり、別名「11峰」とも呼ばれています。
夏山であれば、西穂高岳への最初のコースポイントとなる岩場、もしくは新穂高ロープウェイからの日帰りハイキングの目的地になるます。冬山であれば、雪や氷の状態が良ければ、冬山入門者+αレベルの登山者の目的となるのが西穂独標です。山頂は岩石ゴロゴロながらもやや広く、風が強くなければ休憩に適しており、周辺の山並みの展望も良いです。
西穂独標(写真:2022年9月16日 6時49分撮影)
西穂高岳 西穂独標地図(新穂高ロープウェイから西穂高岳への登山ルート地図)
西穂独標と周辺のコースポイント
西穂独標の案内柱(写真:2022年9月16日 10時38分撮影)、柱には「西穂高岳 独標 二、七〇一M」と記されています。
西穂独標 山頂の様子(写真:2022年9月16日 10時37分撮影)、背景(西側)の山は笠ヶ岳です。
西穂独標から北を眺める(写真:2022年9月16日 10時38分撮影)、ギザギザなピークが連なり目的の西穂高岳はどれ?って感じです。
西穂独標南斜面にある慰霊碑(写真:2022年9月15日 12時45分撮影)、「慰霊の碑 松本深志校高生 昭和四十二年八月一日」と記されています。この石板は、1967年(昭和42年)8月1日午後1時30分過ぎに北アルプス西穂高岳から下山中の独標付近で、松本深志高校の生徒・引率者ら46名が集団登山中に落雷に遭遇し、死者11名・負傷者13名という日本山岳史でも記録に残る落雷事故の慰霊碑です。
南直下から見上げた西穂独標(写真:2022年9月16日 7時03分撮影)、手強そうな岩の急斜面、途中には鎖場があります。
西穂10峰から眺めた西穂独標(写真:2022年9月16日 7時22分撮影)、南に多くの山が眺められ絶景です。
西穂独標地図、Google Map
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