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八方尾根ルート
八方尾根 下の樺
下の樺(した の かば、標高 2,160メートル付近)は、八方池から唐松岳への登山道(八方尾根ルート)の途中にあります。「八方尾根の逆転現象」と呼ばれる植生の逆転を見られる場所です。八方尾根は蛇紋岩が多く樹木が育ちにくく、標高 1,400メートルほどの兎平にハイマツが自生しています。標高 2,000メートルまで登るとハイマツも見られなくなり、多くの高山植物が自生しています。そして2,160メートル付近になるとダケカンバなどの背の高い樹木が現れ、植生の逆転現象を目にすることになります。標高の高い場所で樹木が生えているのは、八方尾根上部では蛇紋岩が少ないためです。
下の樺への所要時間は、八方池から下の樺まで登り 20分、下の樺から上の樺まで登り 25分です。
八方尾根 下の樺(写真:2021年7月18日 7時39分撮影)
下の樺地図、八方尾根ルートにおける下の樺の位置
地図サイズ:640 X 460ピクセル
下の樺と周辺のコースポイント
- 八方池山荘:標高 1,838m
- 八方山ケルン:標高 1,974m
- 第2ケルン:標高 2,005m
- 八方ケルン:標高 2,040m
- 八方池:標高 2,065m
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- 第3ケルン:標高 2,080m
- 石室跡:標高 2,120m
- 下の樺:標高 2,160m
- 上の樺:標高 2,280m
- 扇雪渓:標高 2,320m
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八方尾根 下の樺 地図(Google Map)
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