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八方尾根ルート
八方尾根 石室跡
石室跡(いしむろあと、標高 2,120メートル)は、八方池から下の樺への登山道(八方尾根ルート)の途中にあります。明治時代末から大正時代中頃まで、唐松岳の南西側(大黒岳の西)に大黒銅山(大黒鉱山)が操業(明治40年(1907年操業開始)、大正7年(1918年)閉山)していました。採掘された銅は現地で精錬され、出来上がった銅は牛に背に背負われ、唐松岳を越えて八方尾根を下って白馬村まで運ばれました。このページで紹介している基礎と石壁の一部が残る石室跡は、当時の運搬ルートで休憩小屋(中継地)となっていた建物遺構です。
石室跡への所要時間は、八方池から石室跡まで登り 15分、石室跡から下の樺まで登り 5分です。
八方尾根 石室跡(写真:2021年7月18日 7時38分撮影)
石室跡地図、八方尾根ルートにおける石室跡の位置
地図サイズ:640 X 460ピクセル
石室跡と周辺のコースポイント
- 八方池山荘:標高 1,838m
- 八方山ケルン:標高 1,974m
- 第2ケルン:標高 2,005m
- 八方ケルン:標高 2,040m
- 八方池:標高 2,065m
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- 第3ケルン:標高 2,080m
- 石室跡:標高 2,120m
- 下の樺:標高 2,160m
- 上の樺:標高 2,280m
- 扇雪渓:標高 2,320m
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八方尾根 石室跡 地図(Google Map)
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