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立山室堂平
らいちょう温泉 雷鳥荘
らいちょう温泉 雷鳥荘(らいちょう おんせん らいちょうそう)は、立山室堂平にある山小屋の一つです。室堂のりんどう池北西の高台に位置する温泉のある山小屋です。室堂ターミナルから雷鳥荘まで25分、みくりが池温泉から雷鳥荘までやや下り15分、雷鳥荘から雷鳥沢キャンプ場まで下り30分です。逆コースの雷鳥沢キャンプ場から雷鳥荘まで登り40分、雷鳥荘からみくりが池温泉までやや登り20分、雷鳥荘から室堂ターミナルまでやや登り30分です。地獄谷から火山ガスが吹き付ける立地にあることから、どうかな~、と思ってましたが、当然ながら館内は火山ガスの影響はなく(ようするに硫黄臭くない)、暖かく快適に過ごせました。一点、雷鳥荘に泊まる時に注意すべきは天候です。夏と秋は問題ないのですが、4月・5月の残雪期と初冬の11月は悪天候になることがあり、暴風雪になると室堂ターミナルから雷鳥荘まで歩くのは完全に雪山登山になります。また台風による暴風雨でも辿り着はないかな。
お風呂はかなりお勧めです。室堂平にある山小屋のお風呂としては、総合評価で1番か2番目じゃないかと思います。普通の大きなお風呂と展望風呂(露天風呂ではない)があり、展望風呂からは大日連山がド~ンと眺められます。お風呂は大きく、洗い場も広く、蛇口の数も多く、シャワー付きの蛇口もあります。ただし、洗い場のあるお風呂と展望風呂がちょっと離れており、裸で廊下のような場所を歩くのはシュールかな・・・。部屋は相部屋と個室(和室)、個室に泊りましたが安い旅館って感じ(暖房アリ、タオル付なので山小屋としては文句なし)、食事は山小屋としては普通です。
この雷鳥荘は、1955年(昭和30年)に雷鳥平(現在、雷鳥沢キャンプ場がある場所)に雷鳥荘(旧)が設置されたのが始まりで、1968年(昭和43年)に雷鳥荘が雪崩被害を受け倒壊し、その後、雪崩の心配の無い高台の現在地に移転し、現在の雷鳥荘となりました(かつて雷鳥平にあった雷鳥荘の写真が玄関ロビーの壁に展示されています)。立山三山の大汝山(富山県の最高峰)の山頂北側にある大汝休憩所(売店・休憩のみで宿泊の扱い無し)はこの雷鳥荘の系列です。
公式Webサイト:らいちょう温泉 雷鳥荘
らいちょう温泉 雷鳥荘(写真:2021年5月4日 7時10分撮影)、GWの雷鳥荘、結構な雪に埋もれています。
らいちょう温泉 雷鳥荘地図(Map of Raicho Hotsprings Raicho-so Lodge, Tateyama-Murodo-daira, Toyama)
地図サイズ:480ピクセル X 640ピクセル
雷鳥荘、個室(和室です)(写真:2021年5月3日 15時23分撮影)
お洒落なラウンジ(写真:2021年5月3日 19時59分撮影)
雷鳥荘、自炊室(写真:2021年5月4日 5時30分撮影)
雷鳥荘、晩御飯(写真:2021年5月3日 17時46分撮影)
立山室堂平 らいちょう温泉 雷鳥荘 地図(Google Map)
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