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道宗道
八乙女山
八乙女山(やおとめやま)は、南砺市井波地区にある山です。2つのピークがあり、北側のピークには三等三角点「鶏塚(標高 751.56m)」があり、南側のピークは八乙女山の最高地点(標高 756m)です。南砺市から砺波市に連なる高清水山地(高落場山、高清水山、赤祖父山、大寺山、八乙女山などが連なる稜線)の北部に位置する山です。富山県山岳連盟が2013年に選んだ「富山の百山」の一つに選定されています。この八乙女山は、約500年前に五箇山で行徳寺を開基した赤尾道宗(五箇山で念仏を広めた人物)が、井波別院瑞泉寺の蓮如上人に会う為に通った「道宗道(どうしゅうみち)」と呼ばれる尾根伝いの道沿いにあり、五箇山から来ると最後のピークが八乙女山です。
八乙女山は、南砺市の里山で標高が 756mとやや低いので真夏は暑くて登るのが大変ですが春と紅葉の時期および冬はナカナカ素敵な山です。登山口となる閑乗寺公園(標高 274m~305m程度)から8合目(標高 625m)くらいまでは広葉樹の森が広がっており、春の新緑や秋の紅葉が綺麗です。8合目より上は杉が植林されているのちょっと~(特に花粉症の時期は辛いかも)です。閑乗寺公園はかつてスキー場だった場所なので、冬はしっかり雪が積もりますが、車で 登山口近くの閑乗寺公園の駐車場までアクセスできるので、軽アイゼンとストックがあれば初心者でも登れる雪の里山です。個人的には八乙女山は冬が一番のシーズンです。雪の広葉樹の斜面を登るのが楽しく、夏は薮に覆われる 9合目の台地は雪原となり、晴れれば青空の下で雪原散歩、この雪原からは遠くは剱・立山連峰、近くでは金剛堂山や白木峰、南には白山、下を見ると庄川が流れ遊覧船も眺められます。雪原の適当な場所で山を眺めながらのお昼ご飯、気持ち良いです。
八乙女山(写真:2022年4月19日 7時18分撮影)
八乙女山 登山ルート地図(Route Map of Mount Yaotome-yama, Toyama, Japan)、閑乗寺公園~八乙女山~風穴~栃原峠
地図サイズ:640ピクセル X 380ピクセル
八乙女山とコースポイントおよび周辺の山
八乙女山 登山コース概要
所要時間:3時間15分、初心者向き
閑乗寺公園・散居村展望広場~(林道 5分)~八乙女山登山口~(登り 15分)~6合目~(登り 20分)~7合目~(登り 15分)~8合目~(登り 10分)~9合目~(林道 5分)~八乙女峠、東屋~(登り 15分)~八乙女山 三角点~(下り登り 10分)~八乙女山 最高地点~(下った後林道歩き 10分)~風穴、風神堂~(林道歩きの後登り 15分)~八乙女山 最高地点~(下り登り 10分)~八乙女山 三角点~(下り 10分)~八乙女峠、東屋~(林道 5分)~9合目~(下り 10分)~8合目~(下り 10分)~7合目~(下り 15分)~6合目~(下り 10分)~八乙女山登山口~(林道 5分)~閑乗寺公園・散居村展望広場
八乙女山への交通アクセス
閑乗寺公園(キャンプ場)の登山者用駐車場もしくは閑乗寺公園上部にある散居村展望台の駐車場に車を停めます。いずれの駐車場にもトイレがあります。なお、林道を使えば八乙女峠、東屋まで車で行くことが出来ます。八乙女峠近く(井波側に少し下った場所)には、散居村と夕焼けを撮影する写真スポットがあります。
コースポイントの写真
八乙女山 地図(Google Map)
八乙女山 登山記録:
2021年2月28日 雪の八乙女山ハイキング with 焼き肉大会
2021年3月27日 早春の八乙女山と大寺山ハイキング
2021年11月21日 閑乗寺~八乙女山~大寺山~扇山~赤祖父山 トレランっぽく走って歩いて
2022年3月12日 八乙女山と大寺山 雪の状況確認ハイキング
2022年3月24日 八乙女山と大寺山 雪の状況確認ハイキング、ブナの根開き撮影
2022年4月19日 閑乗寺~八乙女山~大寺山~扇山~赤祖父山 ブナの根開き撮影
2022年11月26日 たいらスキー場~高落葉山~高清水山~赤祖父山~大寺山~八乙女山~閑乗寺縦走、道宗道の井波より20kmを走ってみよう
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