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戸隠神社 九頭龍社


 戸隠神社・奥社の社務所より一段高い場所に九頭龍社(くずりゅうしゃ)があります。祭神は九頭龍大神(くずりゅうおおかみ)です。拝殿の後ろから右上に回廊が続き、その先に本殿が半分入り込んだ洞窟があります。昔、九頭一尾の大龍(大蛇)が戸隠山を守護することを誓って洞窟に籠ったと謂われています。現在の社殿は、1937年(昭和12年)に再建されたものです。
 戸隠は平安時代前期の 849年(嘉祥二年)に「学門」行者によって開山されたと伝えられ、江戸時代までは九頭龍大権現と呼ばれ信仰の中心となっていました。当初は恐ろしい山の神として畏怖されていましたが、次第に修験者に験力を与える神様、そして水の神様、農業の神様とされ、一般の人々にも信仰が広まっていきました。
 九頭龍大神は地主の神で、鎮座年代は太古の昔とされ、天岩戸が化成したと伝えられる戸隠山の守護神にして、神代の岩戸隠れの変の際に功績をあげた本社(戸隠神社 奥社)の祭神である天手力雄命を戸隠に招聘した大神で、「水分神」「水口神」「五穀豊穣」「魔除けの神」「虫歯の神」「縁結びの神」として霊験あらたかな神様です。毎年、5月15日に祈年祭、8月15日に例祭、11月23日に新嘗祭が行わています。
 
戸隠神社 九頭龍社(写真:2024年7月31日 15時52分撮影)
戸隠神社 九頭龍社
 
戸隠神社 九頭龍社 地図
戸隠神社 九頭龍社 地図
地図サイズ:640ピクセル X 560ピクセル
 
九頭龍社 社殿正面(写真:2024年7月31日 15時43分撮影)
九頭龍社 社殿正面
 
戸隠神社 九頭龍社地図(Google Map)
 
戸隠神社・奥社 見所
戸隠神社奥社入口一龕龍王祠高妻山神鏡碑戸隠神社随神門小百合杉法燈国師母公祈願観音堂跡・宝篋印塔法華多宝塔大乗妙典一字一石書写碑講堂跡飯綱社石仏戸隠山 登山口と尾上講社碑九頭龍社戸隠神社奥社
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