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戸隠山
戸隠神社 奥社参道 高妻山神鏡碑
戸隠神社の奥社参道にある高妻山神鏡碑は、奥社入口近くの大鳥居をくぐり 530メートル歩いた右手にあります。
戸隠連峰の最高峰である高妻山(標高 2,353メートル、日本百名山)へは、かつて修験者の行者道(登山道)となっていた「大澤通り」がありました。随神門の少し手前(随神門から南東へ 405メートル)、参道右脇に建つこの高妻山神鏡碑は、大澤通りへの入口と伝えられている場所に建っています。
高妻山に入峯して、重さ 40キロメートル、直径 63センチメートル、高さ 2メートルもある青銅の神鏡を安置したと伝えられる「仏心」という修験者が、江戸時代末期の 1865年(慶応元年)に「大澤通苅分(草木を刈って道を作った)」を成し遂げた時の記念碑です。この石碑の碑面(表面)には、
「高妻山神鏡 大澤講々長武津信 大澤通苅分」と彫られ、
他に小さな文字で「講長」「世話人」「志願人」の人々の名前が記されています。
戸隠神社奥社 高妻山神鏡碑(写真:2024年7月31日 15時05分撮影)
戸隠神社奥社 高妻山神鏡碑 地図
地図サイズ:640ピクセル X 560ピクセル
高妻山神鏡碑の碑文(写真:2024年7月31日 15時05分撮影)
戸隠神社奥社 高妻山神鏡碑地図(Google Map)
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